第八話 邪神街
夏真っ盛りです。暑いので皆でプールに行く事になりました。 美里さんも藤咲さんも高見沢さんも天野さんもマリア先生もぐらまあなぼでーを個性的かつ魅力的な水着で包み、小市民の龍麻には実に眼福です。もちろん希少価値では桜井さんと裏密さんも負けていません。特に裏密さんは【眼鏡を取ると可愛い】という眼鏡っ子最大最強のステータスの持ち主で、対抗できるとしたら惜しくも来られなかった遠野さんの旧スクール水着姿くらいなものでしょう。 他にも性格が正反対の双子美少女やアイドルの舞園さやかさんなど、小市民の龍麻的には眼福しきりで、女であれば誰でも良しの京一君やむっつり貧ぬースキーの醍醐君はさて置き、直球巨ぬースキーの佐久間君とドリー夢職人の嵯峨野君を交えて萌えに付いて小一時間ほど三者対談しました。 そんなこんなで遊び疲れた皆が帰ろうとすると、プールになんか出ました。結構大騒ぎになっています。 見に行こうとすると、骨董屋さんをやっている如月君に止められました。ひょっとしたら何かえっちなイベントになるかも知れないのに、なんて無粋な奴でしょう。 現場を見損ねた野次馬根性丸出しの京一君たちは下水道を調査しようとかほざきやがります。でも下水道は臭いので、代わりに似たようなオバケの目撃情報がある青山墓地に肝だめしに行きました。 すると女性を担いだ半魚人が現われました。龍麻的には【大アマゾンの半魚人】よりも【モンスター・パニック】を思い出します。きっとあの半魚人もエロい事をするに違いありません。 ちょっと期待しつつ尾行すると如月君が現われ、半魚人を追って地下に降りるそうです。彼も出歯亀でしょうか? と考えた途端に殴られました。何故か亀は禁句のようです。 事情を聞くと、妄想癖のある高校生詩人の水岐君が女性を攫っては乱交パーティーをやっているそうです。なんとも羨まし…もとい許せないので皆でぶちのめしに行きます。 でも半魚人が一杯いて、江戸時代がどーとか言う凄く電波な桃屋の七色頭巾の青いねーちゃんまでいたので逃げ帰り、警察に通報しました。 今回は自衛隊も出動して、なんか大事になっていましたが、とりあえず事件は解決したようです。 第八話 邪神街 完 目次に戻る コンテンツに戻る |